【ナースマンの日常】男性看護師あるある5選~ナースマンきなりの実体験~

看護師さんって女性が多いイメージだけど、男性看護師さんの日常が気になる。
まだまだ女性看護師の方が多い職業なので、男性看護師は貴重な存在になりがちです。

この記事でわかること

  • 男性看護師の実態
  • 男性看護師あるある

男性看護師は何かと頼りにさせることもある反面、ケアに関して制限がある場合もあります。

時代背景が関係していそうな男性ならではのエピソードもありますので、ご紹介しますね。

目次

男性看護師の実態

男性看護師は増えている?

看護師といえば、まだまだ女性がなる職業というイメージを強いのではないでしょうか。

厚生労働省による、「令和2年衛星行政報告例(就業医療関係者)の概要」において、看護師全体における女性の割合は90.9%、男性の割合は9.1%とされています。割合だけを見ると、まだ男性看護師ははるかに少ないように感じます。

しかし、年別の割合を見てみると、2018年から2020年にかけて約9000人も増加しています。

看護専門学校や看護大学に目を向けてみても、男性の募集人員を増員していたり、看護学科を新設していたりと、今後も男性看護師は増えることが見込まれます。

病院での男性看護師の実際は?

男性看護師の割合は、病院や病棟単位でもことなります。

整形外科・外科病棟やユニット系、救命救急センター、精神科などは時に力仕事が求められるため、男性看護師が比較的多く配属されています。

一方で婦人科やNICUは男性看護師は配属されていないことが多いです。

私が勤務している総合病院では、入職時の同期50人のうち、男性看護師は5人でした。

なんと1割ほどの狭き門だったのですね。

そうなると配属先でも男性は少なく、最初に配属された外科病棟では、男性看護師は私1人でした。

さらに、異動した訪問看護ステーションでも男性は私1人です(笑)

病棟によっては3~4人の男性看護師が配置されている場合もあるため、その時の状況によっても変わりますので、私の場合はたまたま1人だったというだけです。

ちなみに、看護専門学校や看護大学においても、男性の割合はまちまちです。

私が卒業した看護専門学校では、定員80名に対して約20数名の男性が在学していました。

男性の割合が3割にもなるので、全国の看護専門学校、看護大学をみても多い方だと思います。

もともとは女性の職業としてスタートした看護師ですが、男女平等化や男性に対する需要の増加により、男性看護師は今後より求められる存在になるのではないでしょうか。

男性看護師あるある5選

パソコンやプリンターのトラブルで駆り出される

病棟で使用しているパソコンは、年月経過により動作が重くなっていることが多く、フリーズしたりとトラブルが多々あります。プリンターに関しては紙詰まりしたり、インクが切れたり、トナーが一杯になったりと管理が必要になります。

こういった場面でよくヘルプを求められます。男性は機械が得意、という印象が強いのでしょうか。

幸い、私は人並み程度にはパソコンもプリンターも扱うことはできるので、頼られることがあるとうれしいものです。

今でも頼られるとうれしいですが、特に1年目の時は、どんな内容でも頼られるとうれしいものでした!

オフィス系ソフトの相談を受けがち

上述のパソコントラブルと並んでよく相談されるのが、オフィス系ソフトの取り扱い。

看護師は電子カルテの操作だけでなく、オフィス系のソフトを使用することが多いです。

カンファレンスの議事録や看護技術の手順書、患者さんに渡すセルフケア指導の資料、自身の看護研究で使う資料作成など、意外と資料作成をすることが多いです。

ただただ文章を作成するだけなら特に助けを求めらることはありませんが、エクセルを使ったデータ集計や、パワーイントを使った資料作成などは頼られることがあります。

大学時代や営業マン時代に毎日やって身につけた知識が、まさかここで活かされるとは思いませんでした。

虫の処理で呼ばれる

昨今の新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で、病棟は朝晩問わず換気していることがあります。

そうなると、虫さん達の出入りが活発になるわけですね。特に夏は割と大きめな虫さんも顔を出しますので、その対処に追われることがしばしばあります。

小さい虫でも触れない方はいますので、こういう時に男性看護師は頼られることが多いです。

幸い私は田舎育ちということもあり、虫は問題なく処理できるので

はいはい~。外に出しときますね~。

と、何事も無かったかのように処理していきます。

複数名で移乗介助をする際に呼ばれる

OPE後の患者さんや高齢の患者さんなど、ADLが低下している場合には看護師4名で移乗を行うこともあります。

中には体格のいい患者さんもいらっしゃいますから、1人でも人手があった方がいい場面があります。

そんな時に男性が1人でもいると、移乗が安定して他の看護師の負担を軽減させることができます。夜勤などの人員が限られる時間帯では特に重宝されます。

移乗する予定があったり、OPEから帰室するのが見えたら、積極的に移乗を手伝ってあげましょう。

まさに力仕事ですね。

患者さんにドクターに間違われがち

これは看護師になってとても興味深いことの1つでもあります。

特にご高齢の患者さんに多いのですが、ラウンドで伺うと「先生、どうも。」と言われることが多々あります。

看護師です、と説明すると本当に医師と勘違いしている方が少なくありません。

中には排泄介助をやろうとすると、「男にそんなことやらせるわけにいきません!」と言われたこともあります。

看護師が女性の職業としてスタートした時代背景を考えると、ご高齢の患者さんには【女性=看護師】【男性=医師】という潜在意識があるのかもしれません。いずれしっかり調べてみたい事柄です。

認知症の患者さんが不穏になっている時に、様子を見に行っただけで医師と勘違いされ落ち着いてくれたことがありました。医師とは名乗っていないのでセーフかなと思ってます笑。

まとめ~

今回は男性看護師あるあるを紹介しました!共感して頂けるものはありましたか?

男性看護師の割合はまだまだ少ないのが現状ですが、男性だからこその強みを活かせる場面や頼られることが必ずあります。

皆さんはどんな実体験をお持ちでしょうか。

こんなあるあるもあるよ!というものがありましたら、是非コメントを頂けると嬉しいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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この記事を書いた人

訪問看護師×WEBライター
30代で看護師に転職。
総合病院で、外科病棟を経て訪問看護師に。
フリーランス看護師を目指して日々奮闘中。
現役看護師向け、看護学生向けのお役立ち情報や、副業、転職など色々な働き方情報を紹介。

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